クリップログ

ライフハック、インターネット、音楽、マネープランなど幅広く発信していきます。

国会議事堂

マネーと節約

老後資金2000万円貯めとけ!月収50万円か30万か?炎上する関心の高さが日本が景気回復全くしていない証拠

投稿日:2019年6月11日 更新日:



こんばんわ。たくです。


ヤフーのトップニュースに以下の2つの見出しが並んでいます。

・阪急電鉄「働き方啓蒙」中づり広告「月50万円」に「不愉快だ」など批判、掲示とりやめ
・金融庁、わずか10日で削除「年金の水準が当面低下」などの表現


最近お金に関する批判話や炎上話が多い様に感じます。それだけ労働の割に生活が大変であると感じてる人が多い様に思います。


まず上の記事から見てみたいと思います。上記サイトからの一部引用になります。

問題視された広告は、阪急電鉄が神戸線など3線で各1編成の車両を「はたらく言葉たち」という書籍から抜粋したメッセージ広告で埋めた「ハタコトレイン」。阪急電鉄と、同著を発行したコンサルティング会社・パラドックスの共同広告事業だ。1~8両目の車両すべての中づり広告が「毎月50万円もらって毎日生きがいのない生活を送るか、30万円だけど仕事に行くのが楽しみで仕方がないという生活と、どっちがいいか。 研究機関研究者80代」「私たちの目的は、お金を集めることじゃない。地球上で、いちばんたくさんのありがとうを集めることだ。 外食チェーン経営者40代」などの文章で埋められている。


私も見ましたがデカデカと文字だけの車両広告です。内容を見てまず気になるのは毎月50万円と30万円という金額の設定の高さです。


もちろんこの投稿が素人投稿であれば特に悪意はないのでしょうが(研究機関研究者80代ってことは優秀なんでしょうね)日本の一般労働者の平均年収 432万円(民間給与実態統計調査2017年)を考えるならば感覚がちょっとおかしいと思います。


世の中の人は生きがいがあろうがなかろうが生きていくために432万円で生きています。50万円もらえる人がどれだけいるのか・・・。30万円で好きな仕事で生きていければそりゃあ幸せでしょうよ。


世の中は月収30万で”好きでもない仕事”で生きている労働者がたくさんいます。また好きな仕事でもアニメーターなどは最低賃金を見据えた働き方をしている人も沢山います。感覚がずれていますね。


まあこちらは民間企業の案件ですし、広告取りやめの動きなので特にこれ以上糾弾されることはないかと思います。問題は2つ目ですよ。

金融庁が3日にまとめた「高齢社会における資産形成・管理」報告書は、金融審議会で先月22日に検討された当初案から「公的年金の水準が当面低下することが見込まれている」などの表現が削除されている。


おかしすぎて笑ってしまいます。事実は何も変わっていないのでしょう?「公的年金の水準が当面低下することが見込まれている」から「公的年金の水準が当面低下することが見込まれている」と金融審議会報告書に記載したわけです。何故ファクターに変動がないのに削除したのでしょうか。


この姿勢が日本政府の一番の問題だと思います。公的年金が破綻するのではないか、100年安心は嘘じゃないかなど明確な数字の確証はなくても国民のほとんどが感づき始めている中でこういう風に事実を隠蔽するようなことをするのが大問題です。


賃金統計やGDPなどの政府発表情報が正確ではないのではないかという疑義が
生まれている中でこういう、一度公になったものを削除するのは国民の懐疑心を増強させる要素だと思うのです。


この報告書のなかで老後資金として各自2000万円が必要と発表したことが大きな話題となりました。年金だけでは老後の生活は成り立たない各自用意せよ、と。それがあまりにも非難が大きかったから今回の”年金の水準低下”の記載削除につながったのでしょうか?

人間の生涯賃金モデルを考えると見えてくる
自己老後資金2000万


安倍首相は、アベノミクス成長戦略第3弾の際に、10年間で1人当たり国民総所得(GNI)を150万円増やす、や国民の平均年収を150万円増やす、などと発言したこともあります。


それがもう5年以上前のことです。国民の年収は上がっていますでしょうか?あと5年での達成を期待してもいいんですかね。年収が150万円上がれば老後資金の2000万円、なんとかなりそうですよね?


現在一人の人間の生涯賃金は2億円と言われております。簡単に生涯賃金2億円と言いますが20歳から70歳まで働いて平均年収400万円となります。
これからの人が簡単に達成できるでしょうか?


これからさらにジリ貧になっていくと思われます。そこから各種税金と社会保障費で25%は無くなります。 使える現金は15000万円以下になります。


老後のために2000万を用意しておかなければならないとなると一生で使えるお金はさらに13000万円になってしまいます。50年で割ると毎年260万円、毎月22万円以下で生活となります。


このように考えると年収400万を現役世代に渡ってずっと貰い続けられる人ですら満足な生活はできない可能氏があります。このような中で2000万円という老後資金を用意することがどれだけのインパクトかお分かりかと思います。


今回の騒動はいずれも国民の収入や資産に直結する話でした。日本はアベノミクス以降、日銀による金融緩和策が功を奏し、順調に”株価は”上がりました。しかしインフレ目標は達成できず、実質平均収入は下がり続けています。


格差は広がり平均的な労働者はまさに”ジリ貧”の状態です。そんな中で炎上して火が付いた2つの案件。日本は”失われた20年”でまだ失い続けてるのではないか、そんな気がしてなりません。

国に頼らないで自分で生きていくことを考える時代


間違いなく言えることは現在の20代、30代の人たちは年金の”払い損”世代です。国民年金の額は現在月額16410円です。年間にして約20万円です。とても大変な金額です。携帯電話月額1000円の時代です。


かつて日本の3種の神器と言われた”労働組合”、”終身雇用”、”年功序列”は完全に崩壊します。今までの世代は3種の神器の下で安心して働くことができました。


しかしこれからの世代は国家の生活保障は”生活保護費”以外に何もありません。生保に関しても財源の問題もあり、いつまで今の高水準を維持するか分かりません。


そもそも40年払い続けた国民年金より圧倒的高いのもロジックとして破綻しているのですが・・・。(国民年金が既に”健康で文化的な最低限度の生活”を満たしていない)

30代の私も含めてこれからの世代は大変です。しかしこれからの若い世代にも武器があります。それはこれだけ情報が発達した今、
・日本は将来不安である
・サラリーマンで安定することは出来ない
・自分で稼ぐノウハウ・ツールが至る所に転がっている
そんな環境がそろっています。

前向きに現在の社会を俯瞰して自分の人生を豊かにするためにいろんなことを吸収して進んでいかなければなりません。

-マネーと節約
-, ,

Copyright© クリップログ , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.